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2008-06-13 ニュース

フタル酸系可塑剤値上げ(化学工業日報3ページ)

新日本理化は、フタル酸系可塑剤を7月1日納入分から値上げする方針を固めた。上げ幅は、フタル酸ジオクチル(DOP)が1キログラム当たり37円、フタル酸ジイソノニル(DINP)が同42円、フタル酸ジウンデシル(DUP)が同40円。
現在、原油の高騰による国産ナフサ価格の上昇から、原料となるアルコール、フタル酸とも大幅な価格改定を求められており、両製品とも当面ひっ迫した需給バランスが続く見通しで、海外ではアルコール価格が昨年末から30%近くも上昇している。こうしたなか同社では、原料価格の上昇は自助努力により対応できる範囲を超えていると判断し、安定供給継続のため価格改定を決定した。
 

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