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2007-07-26 ニュース

フタル酸系可塑剤値上げ(化学工業日報2ページ)

新日本理化は、フタル酸系可塑剤を8月21日納入分より一キログラム当たり15円の値上げする方針を固めた。
海外から調達している原料アルコールは中国をはじめとする旺盛な需要増から需給がひっ迫し、アジア市況の高騰、高止まりが続き、改善の見通しが立っていない状況となっている。
また円安も加わり、調達コストは一層上層している。
国産品もナフサ価格の上昇から値上がりしており、もう一方の主原料である無水フタル酸についても05年に行われた国内メーカーによる生産能力の大幅な削減以降、タイトな需給バランスが続いており、こうした状況は同社の想定を大幅に越えていることから、現在の供給能力を維持するためにも価格改訂をする。

 

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